SSブログ

仕事のわらしべ1 [お仕事]

私が仕事をやりだしたのは19歳、高校卒業後。

もちろん大学にも進んだのですが、夜学に進みました。ですから昼間は普通に仕事してました。



大学もいろいろ受験したのですが、結局、何をしたいかとか何を勉強するのかとか目的を見出せない

まま受験に突入した為、受かったところへ入学しただけなんですね。

それがたまたま夜学で、昼間遊んでてもしかたないということで、一応アルバイトと言う形でしたが

準社員みたいな感じで就職もしました。

でもこれが、人生において非常に有意義でした。



まず最初に就職したのが、ダムや水門を作っている大手企業の下請けで、見積り図面を作る会社

でした。

高校は普通科でしたので、製図なんか当然初めてなんですが、絵を書くのが好きだった為、特に

苦も無く従事でき、しまいには上司からそのまま大卒後就職するよう勧められてしまいました。



ところが、その会社は1年で辞めなければいけなくなりました。

父親が商売をしていて、そこを手伝ってくれと言い出しました。家はカー用品販売店を営んで

いましたが、あまり繁盛しておらず、バイト雇うなら家庭内企業で経費節減ということになり、

仕方なく、家を手伝うことになりました。これは結局卒業まで続けることになり3年、営業や

用品取り付け(こちらは大好きでしたのでよかったですが)等をやってました。



4年になり、就職活動を始めたのですが、第1希望は大手自動車メーカーでした。

ところが私の行ってた大学には推薦枠がなく、結局、自動車関係には進めず、偶然親のお店の

目と鼻の先の測量会社に勤めることになりました。

図面が書けるということで、決めたんですが・・・・



大学では自動車整備関係を学んでいた為、全くの畑違いではあったのですが、測量の為いろんな

ところへ車で移動するその会社では、家業の営業で走り回ってたことや、最初の設計会社での製図

技術も役に立ち、同僚より早く、自立(車と道具とアルバイト1名を与えられ、自分で現場に向かうこと)させてもらえました。



ところが、仕事が順調になり始めたころ、父親が手術を行わなければいけないような病気で入院して

しまい、私が就職してしまった為に母親と二人できりもりしていたお店をどうしようかということに

なりました。

とりあえず、会社が近所だった為、帰りに店により明日の注文や段取りを母親に指示し、そのまま

母親を連れて帰宅。朝は母親が電車で店に行き、一応店を開き販売と注文だけを受け、取り付け関係

は全部土日に回し、それを私が処理するというのを約1ヶ月続けました。



ようやく父親が退院間近という次期に事件は起きました。



近所のガソリンスタンドのバイトの兄ちゃんが、会社の社長に私の話をしたのでした。

それを聞いた社長は『おい!○○が副業してる!どうなってんだ(怒)』となり、いきなり退職か

家の手伝いを止めるかという話にまで発展しました。

もちろんバイトの兄ちゃんは悪気があったわけでなく、世間話的に『大変だけどがんばってるねぇ』

みたいなノリで話しただけなんです。

このGSは、お店の取引先であったと同時に、勤めていた会社の社用車指定のGSだった為、社長

も給油に来ていたし、バイトの兄ちゃんは私のことも良く知っていたのでそういうことになって

しまったのです。



親が入院してて、別に賃金もらってるわけではないのに”副業”と決め付けられ、退職するしないの

話までされてしまった為、こんな器量の小さい社長の下ではやっていけない!とこちらから辞表を

出しました。



そこから私の第二の転機が。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0