SSブログ

OPELの勢い [OPELの部屋]

ジュネーブショーでは、こんな車も発表され、勢いはあるような



感じに見えるOPEL。



img20060301.jpg




復刻させるOPEL GTである。





ところが、いざ日本国内の販売を見ると、低迷もいいところ、韓国のHYUNDIにも



抜かれそうな勢い。





確かに、80年代は一部の輸入業者によって売られていたマイナー車種ではあったが



まじめな車作りで良い車を出していた。



私の父親も、ひと時OPELマンタという車を所有していたが、動力性能と燃費は驚くほど

良かったらしい。



但し、ある正月に初詣に行った帰り、エンジンプーリーが脱落し、30km以上牽引されて

帰ってきたことがあり、その時点で廃車になってしまったが。



それから90年代に入り、GM系列からisuzuの販売網でA omega、セネター、A Bectra

を売り出した。



でも、元々GM車を扱っていたisuzuディーラーだが、まともに整備できず、また故障も多かった

ので、ここでも販売は伸びず、わずか4年程で撤退することになった。



その後、VW/AUDI Grと決別したYANASEが、GOLFやAUDIの代わりにとOPELの販売に

乗り出した。



isuzuで販売していたころ、あまりにも故障やクレームが多く、OPELに改善を求めていたが

元々の契約台数が少なかった為、鼻であしらわれていたそうだ。

ところが、GOLFで実績のあるYANASEと契約したとたん、クレームには敏速対応、日本仕様

への対応など、手のひらを返したような態度だったそうだ。



しかし、YANASEの販売網と長年の経験から、かなりの販売台数を上げたが、やはり品質と

いう面でなかなか成長しなかったOPEL。



だんだんと販売も低迷し、そこへ、GMへの輸入権返還や販売網の縮小など益々売れない、

あるいは売れるわけ無い方向へ進んでいった。



ところが、BMWから来た社長に変わり、OPEL内の構造改革でもあったのか、Gアストラから

徐々に品質が上がってきた。

CベクトラやHアストラに至っては、相当生産ラインにもてこ入れしたかのようで、ようやく

他のドイツメーカーと張れそうな位にはなってきた。



元々、設計もしっかりしてるし性能も十分だし、悪い車を作ってきたわけではないのに、

本国ではVW Grと1,2位を争っているからおごりがあったのか、なぜか改善が見られなかった。





ともあれ、折角、品質も上がり魅力的な車を出してきているのだから、もっと日本で売れる

政策をとってもらいたいもんだ。



GMJさん。





電球BLOGランキング投票へポチ





nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 2

oldpine

最新のオペル車、たとえばベクトラ系などを眺めておりますと、オペルクオリティもここまできたか、と感慨深いものがあります。世代とともに日本市場の研究もすすんで、クルマも壊れない。さあ、これからだ、と思うんですがねえ・・・
by oldpine (2006-03-02 08:23) 

銀3

そうですね。Z系エンジンに変わってから
故障は聞かないですね。
それだけ玉も出てないのかもしれませんが。
ベクトラのGTS3.2なんか、本当に面白い車
なんですけどね。どうも06からはカタログ落ち
だとか・・・・
by 銀3 (2006-03-02 20:11) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0