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生FRP [stageaの部屋]

さて、先日の楽しい休日の後、残念ながら現実の生活に引き戻され、



毎日遅くまでのお仕事と、楽しんでしまった為に家計が苦しくなった



ことを思い知らされ、ようやく次のお休みにたどり着きました。



かなり長い間触り続けている、この部品。img20070522.jpg





前回の工作から既に何週間も経って



おり、久々に触ってみました。



ここまで置き去りにしてたのは



次の工程が、FRPによる補強で



あった為、晴れていて、風も弱く



気温もそこそこ高くなければ



作業し辛い部分があり、ようやく



今回のお休みがグッドコンディション。





朝から(と、いっても10:30位からですが)、ツナギに着替え、必要な道具を持って



我が家の屋上工房へ上ります。



子供達は学校、奥さんは家事、一人まったり工作TIMEなわけです。





さて、FRPを貼りこむ前に、表面の平面出しをしておきます。



あと左右の形状違いなんかも修正し、張り込んだ後の修正工数を減らすためです。img20070522_2.jpg





これだけで、ほぼ2時間も費やしてしまいました。



でもこれをやっておかないと、後で形状の左右差ができてしまい、



削っていくと折角張り込んだFRPを削ってしまいかねません。



何事も下地つくりが重要なわけです。





下地が問題なければ、一息ついてからグラスマットを切り出します。



裁縫バサミでバサバサっとカットするわけですが、この時、細かいグラスマットが



飛び散ります。



これが衣服や皮膚に付くと、チクチクして痛いんですね。



img20070522_1.jpg吸い込んでしまうのも良くないので塗装用マスクやゴム手袋を装着して



作業するのが望ましいのですが・・・・買い忘れました。



今回は粉塵災害も我慢して作業です・・(危険だからマネしないでね)





しかし、今は何でもそろいますね。



私が初めて生FRPを触ったのは、もう23年前。



最初はBIKEのフロントフェンダーの加工を行う為、どこで、FRPの素材や道具



が買えるのか、色々調べました(もちろんインターネットなんか知らない時代です)



何とか見つけたところも業販のみで、買えたとしても大量でしか買えませんでした。



結局、その時よく遊びに行ってた自転車やの親父さんに相談したら、関西では



そこそこ有名だったBEETレーシング(今は全国的だしBIKE乗りなら知ってると



思うけど)から



少量の樹脂、硬化剤、グラスマットをもらってくれました。



なんで自転車屋の親父さんが、BIKEのマフラーやカウルの製造販売会社に顔が



効くのか最初不思議でしたが、実は業界内で有名な親父さんだったようです。



それから十数年。今はホームセンター行けば大概のものが揃います。



すごいですねぇ。





さて、工作に話をもどして、マットを切り出したら、樹脂を塗りこみ気泡だしをしながら貼りこんでいきます。



この気泡だしをちゃんとやらないと、固まった後に空洞ができてたりして、強度が落ちてしまいます。



慎重に何度もローラーでゴリゴリしてこれができたものです。

img20070522_3.jpg




手前はきれいですが、奥のは凸凹してますね。



これは、発砲ウレタンがちゃんと充填されてなかった部分で、元から



陥没してたからです。



こんなのは後でパテ埋めすればどうとでもなるので気にしません。





で、硬化まで約2~3時間。



それまで作業はできないので、また次回です。





しかし、時間かかります。この工作・・・





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