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あれから更に1週間 [日記]

時間が経つにつれ、能登半島の被害の甚大さが明らかになってきましたが、3連休明けから本格的に仕事が始まり、会社設備で異常が出ていたところの状態もわかってきました。

301地震被害.jpg
当初は異常検出用のセンサー等のリセットだけで復旧するかと思われたのですが、実際見てみるとえらいことになってました。

排水層の水位異常が出てたんですが、その排水層を開けてみると写真のように、もうほぼ上面に近いところまで水が溜まってました。

本来、この上面より3mほど下までしか水が無いのが正常です。

制御盤からはやはりリセットできず、ここから排出されない為、とうとうトイレの流れに影響が出だしました。
業者さん曰く、このピットの中で土砂崩れが起こり、土が流れ込みポンプが詰まったか・・・

との予想の元、まずは水を抜かないと。

周辺の設備や重機を貸し出す会社からは、すべて能登方面が優先となっているそうで、ポンプが借りれるか?
という状況でしたが、何とか借りることができ、仮排水の配管を引いてもらい水抜きしたところ

302地震被害.jpg
ようやく、配管が見えたところでこれ以上は水位が変わらない状態に。

まだ中に入ることができないので上からよく見てみると、写真の赤丸部に上を向いた100Φほどの配管が見えてました。
その配管は、本来矢印の方向の配管に接続されているはずなんですが、上に向いた配管が見えてるということは、配管が断裂した状態ということです。

ただ先の写真のように、ほぼ上面まで水が溜まるのは考えられない。
なぜなら、地震の起こる4日前より会社は休みに入り、排水はほぼ無かったはず。

ということは、やはりピットの中で大きなズレが発生し、ポンプと配管が断裂。
合わせて周辺の土砂や地下水が流れ込み、たまたまある一定の所で水の流入が制限された?

と想像できます。

状況は見えてきたんですが、これを復旧させる為には予想以上に大きな工事が必要で、工期もかかることが予想されます。
まずは完全に水を抜くことを最優先に業者と調整を進めてますが、はたしてこの状況でそれすら前に進むのか・・・・、

何とも言えない状況です・・・
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